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蓮生寺公園のヨコバイ

アカヒメヨコバイ Alebroides rubicunda
アカヒメヨコバイアカヒメヨコバイ
この日は、蓮生寺公園でヨコバイを探してみました。蓮生寺公園も、昨年の12/28にヨコバイを探した首都大学の緑地と同じようにシラカシの林の林床に常緑のシダが生えている環境です。シダの葉をめくって探していくと最初に見つかったのは、アカヒメヨコバイでした。越冬の時期には、体色が黒っぽくくすんでいるので、肉眼で見たときには下のヒトツメヒメヨコバイに雰囲気が似ています。北隆館の原色昆虫大図鑑Ⅲの解説では、個体数が少ない種類だということですが、この日は写真の2個体を見ることができました。体長(頭の先端から翅端までの長さ)は両方とも4.3mm。

ヒトツメヒメヨコバイ Empoascanara maculifrons
ヒトツメヒメヨコバイヒトツメヒメヨコバイ
ヒトツメヒメヨコバイもシダの葉を探すと時々見つかります。背面から見た写真ではよく判りませんが、右側の写真では頭頂部に黒い丸い斑点が一つあるのがよくわかります。この特徴から、「1つ目」と名付けられたのでしょう。左側の写真の個体で体長は約4.8mmあり、ヒメヨコバイとしては大型の種類です。

カンキツヒメヨコバイ Apheliona ferruginea
カンキツヒメヨコバイ
頭部と胸部がオレンジ色をしているヒメヨコバイです。アカヒメヨコバイと色合いがやや似ていますが、頭部に丸いぼんやりとした一対の暗灰色斑点があり、胸部には暗灰色の横線が入っているので少し拡大して観察すれば容易に区別することが出来ます。また、頭部の形状もアカヒメヨコバイと比較すると平らで見た目の印象も違います。かんきつ類の果実に加害することがあるそうですが、本来の寄主植物はクズなどのマメ科の植物のようです。写真の個体は体長(翅端まで)は約4.2mm。


カシヒメヨコバイ Aguriahana quercus
カシヒメヨコバイカシヒメヨコバイ
翅端までの長さは約4.0mm。白っぽい灰緑色体に頭頂部から複眼を通り前翅まで延びる黒い線があり、特徴的な紋様を持っているので、識別は容易です。右側の写真で見えるように、前翅の先端が2山になっているのも特徴です。シラカシを寄主植物としているようです。今までどうしても見ることができませんでしたが、この冬は越冬している個体の数が多いようで、首都大学の緑地で多数見ることができましたし、この日蓮生寺公園でも3個体見つけることができました。

ホシヒメヨコバイ Limassolla multipunctata
ホシヒメヨコバイ
最も普通に見られるヨコバイのひとつです。翅端まで約3.0mm前後。クリーム色の体にこげ茶色の大小の斑点が散りばめられており、斑点の大きさや数は個体によってかなり変化が見られます。夏から秋にかけての時期にはヌルデの葉に非常に数多く見られ、越冬の時期にはクサイチゴなどのキイチゴ類の葉の裏や各種の常緑の植物の葉の裏側に止まっている個体を見かけます。(写真はフユイチゴの葉に止まっている個体)

ヤマシロヒメヨコバイ Zygina yamashiroensis
ヤマシロヒメヨコバイ
白地に鮮やかな赤い線がジグザグ状に配置されているのが特徴です。比較的数は多い種類です。翅端までの長さは写真の個体で約2.9mm。

ヤマシロヒメヨコバイの近似種?
ヤマシロヒメヨコバイ?
上のヤマシロヒメヨコバイと大きさと形は似ていますが、斑紋の色が薄く、パターンもちょっと違っています。今までに一度も見たことのないパターンです。カジイチゴの葉に付いていました。翅端までの長さは約3.0mm。

ベニヒメヨコバイ Dayus takagii
ベニヒメヨコバイベニヒメヨコバイ
鮮やかな朱色をしたヨコバイで、肉眼でも朱色が目立ちます。翅端までの長さは左の個体が約3.0mm、右側の写真の個体が約3.2mm。蓮生寺公園では、冬に常緑のシダの葉の裏側で時々見かけます。

ゴマフハトムネヨコバイ Macropsis irrorata
ゴマフハトムネヨコバイ
頭部が舟の舳先のように尖った形をしているのが特徴です。オリーブ色の体色をしており、翅には褐色の細かい斑点が多数あります。ストロボを焚いて写真撮影すると、複眼は赤紫色を帯びた灰色に写ります。カシヒメヨコバイと同じく、シラカシを寄主植物としているようです。翅端までの長さは約3.8mm。ゴマフハトムネヨコバイもこの冬は越冬している個体数が多いようでシダの葉を丹念に探していくと良く見つかります。

ヒメヨコバイの1種①
ヒメヨコバイの1種
翅端までの長さは約4.1mm。体色は黄色味を帯びていて、前翅の前方に細長い灰褐色の斑紋が一つ、後方に円形の灰褐色の斑紋が一つあります。小盾板の部分がくっきりと黒くなっています。頭部の形状はアカヒメヨコバイと似ています。初めて見るヨコバイだと思っていましたが、7月に付近の別の公園でグミの葉に同じ種類と思われるヨコバイを何匹か撮影していました。

ヒメヨコバイの1種②
Alebroides sp.Alebroides sp.
左側の個体は翅端までの長さが約4.2mm、右側の個体は約4.0mmあります。左と右の写真では、前翅の後縁(翅をたたんだ状態では体の中心部)の黒褐色の部分の大きさが明らかに違うので、左と右は別の種類なのかもしれません。左側の個体では、翅が半透明で翅の下の腹部背面の中央部が黒褐色をしているのが透けて見えていますが、右側の個体では翅は白濁していて、腹部の様子は見えていません。

ヒメヨコバイの1種③
Alebroides sp.
前翅は一様に乳白色で、後縁の黒褐色の斑紋はありません。翅は不透明で腹部背面の様子は見えていません。翅端までの長さは約4.2mm。

ヒメヨコバイの1種④
ヒメヨコバイの1種
上のヒメヨコバイ③と似ていますが、体長(翅端までの長さ)が約3.4mmで一回り小さく、頭部の先端と前胸背に白濁したマーブル模様があります。

ヒメヨコバイの1種⑤
himeyokobai_sp_k090117_054.jpg
体長は約3.0mmの薄黄色の小型のヒメヨコバイです。頭部の先端は少し尖った形状をしています。フユイチゴやシダの葉の裏側でよく見かけるヒメヨコバイです。

ミドリヒメヨコバイの1種
ミドリヒメヨコバイの1種
写真の個体は体長3.8mm。鮮やかな濃い黄緑色をしていて、頭部上面の中心に短い白い線があり、その両側にさらに短い白斑があります。ミドリヒメヨコバイ属は、日本だけでも20種以上に分類されていて、その多くが上の写真と同じような外見をしているそうです。

クロスジホソサジヨコバイ Nirvana orientalis
クロスジホソサジヨコバイクロスジホソサジヨコバイ
頭部がカモのくちばしのように長く前に突出しています。名前の通り、背面に黒い太い筋が1本通っています。写真は両方ともオスの個体ですが、メスはこの黒い筋が赤で縁取られています。翅の先端に目玉のような黒い斑点と脚を描いたかのように見える黒い2本の線が入っているのも特徴です。体長はかなりばらつきがあり、左の個体は4.4mmで、右の個体は5.2mmありました。成虫でも越冬していますが、同じ時期に色々な大きさの幼虫もかなり見かけます。
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アカハラ

アカハラ
 長池公園では、アカハラは少数派で今までは姿を見かけることがほとんどありませんでした。しかし、2008年の暮から1羽が長池公園に居ついたようです。最初に見たときには、かなり離れた場所からでも飛び立ってしまいましたが、年があけるとだいぶ人に馴れてきたようで、15mくらいの位置から観察できるようになりました。
 最近は、ガビチョウがだいぶ増えてきてあちらこちらで落ち葉をガサガサとやっています。アカハラの腹の色とガビチョウの色は似ていますが、顔まではっきり見えれば間違うことは有りません。しかし、頭を枯葉の下につっ込んでいる姿しか見えないときには要注意です。

 今まであまり見られなかったアカハラが見られるのは嬉しいのですが、この冬はシロハラの姿が長池公園ではほとんど見られないのが残念です。
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  • ひまがあれば、長池公園でふらふらと色々な生き物の写真を撮影しています。
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