スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

伐採木で見られる昆虫2

前回は、伐採木で見られた甲虫をアップしましたが、今回はカメムシを6種類アップします。

ヒラタカメムシ科
トビイロオオヒラタカメムシ
トビイロオオヒラタカメムシ
 体は扁平で褐色をしています。木肌にぴったりと張り付いていると目立ちませんが、長池公園では比較的よく見られる種類です。体長は約6.8mm。

クロヒラタカメムシ
クロヒラタカメムシ
 全身が真っ黒のヒラタカメムシです。写真の個体で体長は11.0mmあり、上のトビイロオオヒラタカメムシよりも大型です。

Arbanatus sp. ♀Arbanatus sp. ♂
ヒラタカメムシの1種
 Arbanatus属の未記載種ということですが、関東地方の里山には広く分布しているようです。写真のように白いカビのようなキノコのはえた朽木に何匹も集まっているのを見ることができます。体長は4.6~4.9mm程度でトビイロオオヒラタカメムシよりも一回り小型です。

カスミカメムシ科
伐採木で見られたのは、キノコカスミカメと呼ばれるグループで、大きさは3mmから4mmくらいの小型で地味な種類です。
ツヤキノコカスミカメツヤキノコカスミカメ
ツヤキノコカスミカメ

コモンキノコカスミカメ
コモンキノコカスミカメ

クロキノコカスミカメ
クロキノコカスミカメ
スポンサーサイト

伐採木で見られる昆虫

伐採木置き場
長池公園の中には、写真のように枯死したり、伐採した雑木をまとめて置いてある場所が何箇所かあります。最近は、この雑木置き場の昆虫コレクションにはまっています。
カミキリムシの仲間がこうした木に集まってくるのは知っていたのですが、カミキリムシ以外にも1cmに満たない小さな昆虫、特に甲虫類がいろいろと見られます。

オサムシ科
上の写真の場所で最初に気づいたのは、小さなゴミムシの仲間でした。
コヨツボシアトキリゴミムシマダラキノコゴミムシ
コヨツボシアトキリゴミムシ          マダラキノコゴミムシ
左は、翅に4個のオレンジ色の丸い斑点のあるコヨツボシアトキリゴミムシ。写真の個体で体長約5.4mm。右側の写真はマダラキノコゴミムシで翅の先端付近に黄褐色の小さな斑紋があります。体長は約6.4mmで、コヨツボシアトキリゴミムシよりもわずかに大きめです。両方とも、木の表側をチョロチョロしているので、木をひっくり返さなくても見つけることは簡単なのですが、なかなか動きを止めないので撮影は苦労をします。ゴミムシの仲間は似たような種類が多くいて、図鑑を見ても識別が難しいだろうと思って今まで避けてきていたのですが、比較的目立つ紋様があったので撮影して、保育社の原色日本甲虫図鑑Ⅱで調べてみました。ところが、黒地にオレンジ色の四つ星のパターンを持つゴミムシは3種類ほどあり、名前を調べるのは思ったよりも苦労しました。マダラキノコゴミムシのほうも、翅の斑紋は変化が多く、図鑑に掲載されている個体は上の写真の斑紋とはかなり違っており、すんなりとは名前は判明しませんでした。できるだけ撮影時の倍率を固定して撮影するようにしているので、体長がかなり種類を調べるときに役立っています。

デオキノコムシ科
ヤマトデオキノコムシヤマトデオキノコムシ
ヤマトデオキノコムシ
ヤマトデオキノコムシは数年前から時々見かけていますが、写真を撮ろうとするとすぐに飛び立ってしまい、クローズアップで撮影できていませんでしたが、今回は白いキノコを食べるのに夢中でかなり近寄って撮影することができました。黒地に鮮やかなオレンジ色の斑点を持つデオキノコムシが図鑑には5、6種類並んでいましたが、大きさと分布などからヤマトデオキノコムシとしました。ちなみに写真の個体は体長6.7mmです。黒地に鮮やかなオレンジ色の4個の斑紋というパターンはシデムシやオオキノコムシなどの日陰者の甲虫によく見られる配色です。

ホソスジデオキノコムシクリイロケシデオキノコムシ?
ホソスジデオキノコムシ            クリイロケシデオキノコム
 ホソスジデオキノコムシは、今回初めて見る種類です。写真の個体で体長5.9mmでヤマトデオキノコムシと比べると小型です。腹部の先端が鞘翅の先に出っ張っているのでデオキノコムシの仲間ということはすぐにわかりますが、図鑑を見ると全身真っ黒のデオキノコムシも5、6種類いて間違いなくホソスジデオキノコムシだとは断定できません。
 右側の写真はケシデオキノコムシの1種です。図鑑によるとこのグループは国内で30種ほど知られており、いずれも2mmから3mm前後の微小な種ばかりで、正確な種の同定はオスの生殖器を調べる必要があるとのことです。写真の個体は体長が約2.5mmで、このグループとしては大型なので、クリイロケシデオキノコムシだろうと思っています。肉眼では、黒っぽいツヤツヤとした丸い球にしか見えませんでした。少し湿った木の裏側に数はかなり多く見られました。

ヒラタムシ科
オオキバチビヒラタムシ
オオキバチビヒラタムシ
体長は約3.0mm(あごの先端までだと3.4mm)で名前の通り平たい体型をしています。ヒラタムシという甲虫がいるのは図鑑を見て知っていましたが、こんな小さな種類もいるというのは今回初めて認識しました。


ケシキスイ科
クロヒラタケシキスイウスオビキノコケシキスイ
クロヒラタケシキスイ              ウスオビキノコケシキスイ
 体長は約5.0mmで、全身が黒色をしたやや細長いケシキスイ。全身が黒で翅に縦筋が入っている種類は、図鑑ではコクロヒラタケシキスイとこのクロヒラタケシキスイの2種類だけだったので、比較的簡単に名前が判明しました。
 ウスオビキノコケシキスイはテントウムシのような半球に近い体型で、背面はは短毛でおおわれています。翅の付け根付近に小さな赤茶色の斑紋が左右に2個ずつあるのが特徴です。体長は約3.9mm。

マルガタカクケシキスイコヨツボシケシキスイ
マルガタカクケシキスイ            コヨツボシケシキスイ
 マルガタカクケシキスイは、体長3.5から3.9mm程度の大きさで、背面に直立した毛が一面に生えているのが特徴です。
 コヨツボシケシキスイは、名前の通りヨツボシケシキスイを小さくしたような感じですが、ヨツボシケシキスイのような目立つキバはありません。写真の個体の体長は約7.2mm。今回撮影したケシキスイの中では大型です。(ケシキスイ科の4種はすべて同一の倍率で撮影してあります。)

続きを読む»

プロフィール

tosaka

  • Author:tosaka
  • ひまがあれば、長池公園でふらふらと色々な生き物の写真を撮影しています。
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。