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ヤブザクラとマメザクラ

 ヤブザクラやマメザクラはソメイヨシノよりも一足早く花が咲きます。ソメイヨシノなどの園芸種と比べると花の大きさが小さく、一か所から1輪か2輪くらいしか花がつかないので控えめに見えます。長池公園のある多摩丘陵のあたりではちょうど花が咲き始めています。ヤブザクラは多摩丘陵付近にしか自生しない全国的には非常に珍しい種類だということです。清水入り緑地やそれに接している柏木小学校の敷地ないには結構まとまった数のヤブザクラが生えていますが、ソメイヨシノのように見栄えのする種類ではないのであまり知られていないために、最近は他の木が生い茂って日陰になって枯死してしまう株も多いようです。
 ヤブザクラは、マメザクラとエドヒガンとの自然交配種で、実がならないので種による分布拡大ができないために多摩丘陵付近にしか分布していないということだそうです。

ヤブザクラ
ヤブザクラヤブザクラ
マメザクラ
マメザクラマメザクラ
 ヤブザクラとマメザクラの花は非常によく似ていますが、がく片の形で区別できます。ヤブザクラでは左上の写真のようにがく片に明瞭な鋸歯がありますが、マメザクラのがく片には鋸歯がないかあっても非常に不明瞭です。サムネイルの小さな写真では分かりにくいかもしれませんが、拡大してみれば違いは一目瞭然です。
 花を横から見たときに、子房のぶぶんがヤブザクラではぷっくりとふくらんでいますが、マメザクラではふくらみぐわいが弱いので、ヤブザクラのほうががっしりとした感じに見えます。花の大きさはヤブザクラのほうがわずかに大きめです。(上下4枚の写真はすべて同じ倍率で撮影してみました。)

ホシザクラ
ホシザクラホシザクラ
 ヤブザクラと同じくマメザクラとエドヒガンとの自然交配種で多摩丘陵付近にしか自生していない桜にホシザクラというものがあります。正式にホシザクラという和名がついたのは5年ほど前のことです。ホシザクラの名前は、がく片が三角形で5枚のがく片がつながった形が星型に見えるところからきています。花の大きさはヤブザクラやマメザクラと同じくらいですが、花弁が平開せずにウメの花のように内側に丸まった形で開くので慣れれば少し離れた場所からでも見分けがつきます。花弁もマメザクラやヤブザクラのような切れ込みがなく、ウメの花弁のように丸いので花の印象がだいぶ違って見えます。

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