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エゴニセサルゾウムシ

エゴニセサルゾウムシエゴニセサルゾウムシ
エゴニセサルゾウムシエゴニセサルゾウムシ
 園路を歩いていると、クワの葉の上に小さな薄茶色のゾウムシが止まっているのが目に入りました。色はカシワノミゾウムシのような薄茶色ですが、形はサルゾウムシの体型をしています。小型の甲虫は、写真を撮ろうとするとポトリと葉や枝から落ちてしまうことが多いのですが、このゾウムシはじっと葉にしがみついたままでいてくれたので、何カットも撮影することが出来ました。よく見ると、薄茶色の地色に暗褐色と白色の線状の斑紋が並んでいるので、図鑑に載っていれば画合わせで種類を特定できそうです。写真から測定した大きさは約2.3mmです。

 しかし、保育社の原色日本甲虫図鑑のⅣ巻には色形が一致するものは掲載されていませんでしたし、webページの日本産ゾウムシデータベースにも掲載されていませんでした。
 そこで、コブクチブトサルゾウムシを同定していただいた吉武啓さんのwebサイトhttp://www.zou-mushi.net/の研究業績リストをのぞいてみたところ、
Taxonomic study of the genus Ceutorhynchoides Colonnelli, 1979 from Japan, with establishment of an allied new genus (Coleoptera, Curculionidae, Ceutorhynchinae). Esakia, (45), pp. 117-153, 2005.
という論文がPDFファイルでダウンロードでき、白黒写真ですが、その中に掲載されている Ceutorhynchoides styracis という種類によく似ていました。Ceutorhynchoides styracisという学名で検索をしてみると、エゴニセサルゾウムシという和名が付けられているようです。そこで、吉武さんに問い合わせをしたところ、写真のゾウムシはエゴニセサルゾウムシでおそらく間違いないだろうという回答をいただきました。また、「初夏にエゴノキで採れるが、幼虫期は不明」とのことです。

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